作文・文書がうまくなる方法 教えます♪
皆さん こんにちはっ
コジャパンブログへようこそ♪
ここでは皆さんが抱える悩みの解決方法を
オススメ本の書評を通してお伝えしていく
ブログになっております
それでは今回も張り切っていきましょう♪
読書感想文、作文
何を書こうかな~? 何を書いたら良いんだろう、、
頭が真っ白になって筆が進まず、ちょっと横になって考えるか~、、
とそのまま寝てしまう、、
なんて経験をお持ちだったりしませんか?
今回は、読売KODOMO新聞でも紹介された
「めんどくさがりなきみのための文書教室」
著者:はやみねかおる
発行:飛鳥新社
めんどくさがりなきみのための文章教室 [ はやみねかおる ] 価格:1,320円 |
から、作文・文章力がアップする方法をお届けしたいと思います
本書の構成は、
①作文・文章力をアップさせるためのトレーニング方法
②「うまい文章」を書くための方法
③誰でも必ず小説が1冊かける方法
の3章に分かれていますが、
今回は、作文・文章力がアップする方法にフォーカスをあてて紹介をしていきます!
その前に、そもそも国語がキライ、読書が苦手💦
という方は次の記事がおススメです
それでは早速、その方法をピックアップしていきましょう
それでは本書の書評、スタートです♪
著者の はやみねかおる さんは、小学校教師を経て、児童書作家になった方です
この本は、はやみねさんが文章を書くことについて小さいころからやってきたこと
また作家になった今でもやっていることなど、作文・文章力をアップさせる方法を書いた本になります
著者のはやみねさんも、読めば確実に文章力がつく実用書!、とあとがきに書かれているほど、文章を書くことへの考え方やコツがギュ~ッと詰まっています!
小学校教師をやられていた経験から、本文も分かりやすく書かれています
主人公の少年と指南役のネコとのかけあいが面白く、イラストも効果的に使われていることから、お子さんから大人まで誰もが読みやすい一冊♪
ところどころで振り返りのまとめがあるのもポイントです
さぁ!作文を書くぞーっ!、、っと勢いよくのぞんだはいいモノの、何を書いてイイのか迷ってしまい、最初の一文目から止まってしまう、、
なんてことありませんか?
そんな「何から書き始めてイイか分からない!」という方に、最初の1行目の書き出しをスムーズにするためのポイントがコチラになります
作文の書き出しは大きく分けて次の2つ!
1つは「新学期の抱負」や「読書感想文」など、気持ちを書くもの
もう1つは 遠足や運動会など、出来事について書くもの の2つです
気持ちを書く文章の場合、
自分の正直な気持ちを書くことをオススメしてます
そして自分の気持ちを書いた後に、どうしてそのような気持ちになったか、という理由を書いていきます
気持ちを正直に書いておかないと、後で書く理由が書きづらくなっちゃいますからね
例えば、読書感想文のために用意した本を読んではみたものの
内容がつまらなかった、、なんて場合もあるんじゃないでしょうか?
気持ちを書く → その理由を書く
この流れに沿っていくと、こんな風にかくことが出来ます♪
「読書感想文で〇〇という本を読んだのですが、正直面白くありませんでした。
主人公の▽▽くんの性格が、僕とは全然違うので、話の進み方に納得できなかったからです。」
このままでは、なんだか否定的な文章だなぁ、、と思ってしまいますが、
さらにここから
「僕が主人公だったら、あそこのシーンでは□□なんてことはしないで〇〇してたと思います。そのワケは、、」
僕だったらこうする!と展開していけば個性的な感想文になりますよ♪
一方、出来事を書く文章では、事実 を、起きた順番に書いていきます
でも起きた出来事を順番に書いただけでは
「もっと気持ちを書きましょう」
とか先生に言われちゃいますよね💦
ここを上手に書くコツはもう少し後で解説します
みなさん勉強にスポーツ、筋肉トレーニングやピアノなどの習い事などやった経験ってありますか?
経験がないことに対して最初から上手に出来る、、
なんてよほどセンスがあるか天才でない限り無理ですよね
どんなジャンルのことだって、日々のトレーニングや実践によって実力が養われてきます
文書力も同じようにトレーニングによって鍛えることが可能です!
でも文書力のトレーニング?ってあまり聞いたことありませんよね
そのための方法は次の2つになります
①1日たった200文字の日記を書く
②たくさん本を読む
毎日日記を書くの!?しかも200文字!!
とかまえてしまうかもしれません
200文字という文字数は原稿用紙の半分の文字数です
そう聞くと多いように感じられますが、
Twitter(ツイッター)の文字数制限は140字
ツイッターを2回投稿したら200文字以上になる
そう考えたら200文字の日記、書けそうだって思いませんか?
しかも日記は誰かに見せるものでもありません
なので、思った事やあったことを誰に気にすることなく書き連ねるだけでも良いんですよ
毎日日記を書き続ける
これを続けているうちに、
「日記に書くこと、何かないかなぁ?」
という目で周りを見るようになってきます
すると、これまで気づかなかった事に気づけるようになり
今まで見過ごしてきたようなことが見えてきたりします
この方法を小学生のころから実践して、23歳で直木賞を取り作家となって活躍されている方もいます!
価格:1,870円 |
でもどうしても日記が書けない~~っ!!
という時ってありますよね💦
そんな時は正直に
「今日はすごく疲れていて(忙しくて)日記を書けませんでした。何故なら、、」
という感じでもよいので、とにかく書く!!
ということを継続していきましょう!
その他に作文・文章を書くトレーニングとしては、
好きなジャンルの本を写してみる
ということもオススメです
・段落の初めは一マス空ける
・文の最後を「です」「ます」もしくは、「だ」「である」に統一する
・文章を書く上でのルールや、改行のタイミング
・漢字の使い方(難しい感じは使わない)
などを身に付けられるトレーニングです
また、いろんな文章のスタイルなどを知ることで、『自分にあった文章の書き方』というモノが分かってきますよ♪
テンプレートというものは、文章を書く上での”型”のようなものです
昔からあって分かりやすい例でいえば、
起承転結
が有名かもしれません
4コマ漫画を書く時などによく出てくるテンプレートですよね
起(状況の説明など)
承(問題が起こり始める、話が進み始める)
転(問題の解決、話のクライマックス)
結(解決したその後、まとめ)
一から文章の構成を考えて書くよりも、決まった流れに沿って文章を考えればよいので、楽に書けます♪
でも起承転結って、小説やお話などを書く場合は良いのですが、
読書感想文やその他の文章を書くのにはちょっと使いづらかったりしますよね
そこで、読書感想文のテンプレートとしては次の形が分かりやすいです
①どうしてこの本を選んだか
②本のあらすじを簡単に紹介
③話の中で心に残ったシーンを上げて理由を説明する
④まとめ
このテンプレートに沿って書いていけば読書感想文もスラスラかけちゃうんじゃないでしょうか♪
もし文字数が足りないようなことがあれば、
心に残ったシーン
そう思った理由
を追加すれば大丈夫です♪
それ以外の文章について、
僕が使いやすいと思っているテンプレートをいくつか紹介しますっ!
・SDS法
・PERP法
・結根例法(けこた法…僕がつかっている方法です♪)
SDSというのは、
Summary(サマリー)、Details(デティール)、Summary(サマリー)
の略となっています
最初のサマリーで全体の概要を伝え、次にデティールでその詳細な説明を行います
そして最後のサマリーで全体のまとめを行う、というテンプレートです
PREPというのは、
Point(ポイント)、Reason(理由)、Example(例)、Point(ポイント)
の略となっています
最初に全体の中でポイントとなる話を出します
次に、それが何故ポイントなのかの理由を説明します
そして実例、具体例をあげ、最後にもう一度ポイントをくり返し、まとめていきます
結根例(けこた)法は、漢字を見て想像が出来るかと思いますが、
結論、根拠、例
となっております。
これは僕がよく仕事で使っているテンプレートで、相手に対して提案(プレゼン)するのに適しています!
最初に話の結論を伝え
「相手にそうなんだ!でもどうしてそうなるの?」
と興味を持ってもらいます
そこで次に根拠の説明します
「〇〇というデータからこのような傾向が分かり、△△というアプローチの効果が高くなります」
と結論が導かれた根拠を示し、相手に理解してもらいます
最後に例を示すことで、相手に具体的イメージを描いてもらい納得を得ていく、という流れです
余談ですが、脳科学的にこのテンプレートの効果を解説することが出来ます♪
まず結論で興味を引きます
次いで、それが導かれた根拠(ロジック)を示すことで、まず相手の左脳による理解を深めます
最後に例を説明し相手に具体的なイメージを描かせることで、相手の右脳の理解も得ていく!
そうして相手の脳全体に理解を得ていく、という流れになります
文字を書くことに抵抗がなくなってきたら、次は表現力をつけていきたいですよね!
相手に気持ちを伝える文章を書きたいとき意識するのが、
この「五感を使って文章を書く」です
五感とは、
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つ
になります。分かりやすく書けば、
視覚 … 目で見えるもの
聴覚 … 音
嗅覚 … 匂い・香り
味覚 … 味
触覚 … 肌ざわりや熱い、冷たいといった感触
になります
五感をもりこんだ文章を書くと、読み手の方が、その情景や場面をイメージしやすく、共感を得られやすくなります♪
例えば、、
雨上がり、急な坂道を自転車でのぼっていく
風に乗って、濡れた落ち葉や土の匂いがする
したたる汗が口に入りしょっぱい味がした
ペダルをギュッ!っと踏みこんで、ハンドルを力いっぱい引きつける
車体を揺らしながらギシギシと音をたてて進んでいく自転車
心臓がバクバクと音を立て口から飛び出しそうだ
なんて感じです♪
この五感を使った文章の練習にうってつけな方法があります
それが夕食の食レポを書く!です
次のような切り口で食レポを書いてみてはイカが?
目で見て(きつね色の焦げ目がついたチーズドリア♪バンズからはみ出すほど大きく肉汁あふれるハンバーガー♪)
耳で聞いて(バリンッ!いうおせんべいの音、サクサクッとしたクッキーの歯ざわりの音)
鼻でかいで(キッチンから漂ってくるじっくりコトコト♪煮込んだカレーの香り)
舌で感じて(やわらかく煮込まれ口の中でほろほろっとほどけるお肉の舌触り、、)
肌に触れて(キンキン!に冷えたビール、しゅわしゅわっと口の周りではじける泡♪)
文章を読んでるだけでおなかがグ~ッ!となっちゃいそう♪
文章を書くことに慣れてきたし、表現力が向上してきた気がするっ!
そしたら次は誰かに書いた文章を読んでもらおうっ!
人に読んでもらうことを考える、、そうすると、
読みやすくなっているかな?
字の間違いはないかな?
もっと言いたいことが伝わる表現はないだろうか?
なんて風に、書いた後で見直しをするようになります
昔であれば、
直接知り合いに読んでもらったり
何かの応募に原稿を出したり
と誰かに読んでもらうということのハードルが高かったのですが、
今はSNSなどで誰でも手軽に自分の書いた文章を発信できる時代です!
ツイッターなどでも、みんなから共感を得られる文章だったり、面白いツイートをした時など、いいねやリツイートがつきやすかったりしますよね
コメントでいろんな意見をもらえる時もあります
こうして得られたリアクションを自分にフィードバックできれば、さらに自分らしい文章を書くための力がついてきますよ!
まとめ
作文・文章力を身に付けるための方法として次の5つを上げました
作文・文章でつまづきやすい、書き始めの取り掛かり方
文章力が身につく練習方法
相手に共感をしてもらえる表現力のコツを紹介してきました
この中で僕が一番大事だなぁ、、と思っているポイントは
毎日少しずつでも良いので文章を書き続ける!
ということです
これは作文・文章に限らず、自分が興味を持った分野、将来身に付けたいと思っているスキルがあるのであれば、
同じように少しずつ継続してやり続けてみる
これはどんなスキルを身に付ける場合において全てに通じる話ではないでしょうか
僕もコツコツとライティングを続けてスキルを高めていきます!
皆様も是非興味を持った分野でアウトプットを継続することで
欲しいスキルを身に付けてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
それでは また次の書評でお会いしましょうっ!